インタビュートップ > Vol.3 駐日ドイツ連邦共和国大使 ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン

駐日ドイツ連邦共和国大使 ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン

1950年代前半、梁瀬自動車(現ヤナセ)によってメルセデス・ベンツやフォルクスワーゲンの輸入販売が開始され、日本におけるドイツ車の歴史は始まった。それから約60年の時を経てドイツ車は、その性能や品質、デザインなどが高く評価され日本の輸入車市場において7割以上のシェアを誇る、輸入車の代表格となっている。EURU50周年を機にあらためて、駐日ドイツ連邦協和共和国大使 ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン氏にこれまでEURUと共にしてきた活動とこれからの展望、そしてドイツ車の魅力について伺う。

駐日ドイツ連邦共和国大使
ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン (Dr. Hans Carl von Werthern)
1953年生まれ。ドイツ・ビューデスハイム出身。マインツ大学経済学博士号取得後、外務省へ。ハンブルク大学平和研究・安全保障政策研究所を経て、ベトナム大使館(ハノイ)、NATO代表部(ブリュッセル)、パラグアイ大使館(アスンシオン)、中国大使館公使(北京)、外務省中央局長(ベルリン)など世界各国で要職を歴任。2014年3月より駐日ドイツ連邦共和国大使を務める。既婚、娘3人をもつ父親でもある。
インタビュアー:euru.info(EURU) 副理事長兼専務理事 フリーデマン・ブリュール

欧州から日本へ、輸入手続き不要の時代に向けて。

ブリュール  EURUは今年で設立50周年を迎えます。この50年というタイミングは、私たちのビジネスパートナーや関係者の皆様に改めてご意見をいただく良い機会でもあります。大使の見解としては、これまでのEURUの活動において最も重要かつ成功を収めた出来事とは何でしょうか。

ヴェアテルン大使 まずは、EURU設立50周年おめでとうございます。50年という半世紀にも及ぶ年月は決して短いものではありません。またEURUにとっても平坦な道ばかりではなかったように思います。50周年を心よりお祝い申し上げます。

EURUは、EUと日本の関係において、自動車の輸入に関してとても積極的に活動してきました。また、諸外国で生まれた新しい技術を日本に取り入れるという点においても多くのことを成し遂げてきました。日本市場で海外メーカーの自動車が容易に手に入るという事実は、結果として健全な競争を生み出しています。EURUの貢献によって、日本車と輸入車のそれぞれの強みが相互に影響を与え、お互いの発展を促しています。

ブリュール EURUが日本に海外の新しい技術を導入したことについて言及されましたが、もっとも革新的な技術だと思われるものは何でしょうか。

ヴェアテルン大使 2つの領域についてお答えしたいと思います。1つは地球温暖化対策、もう一つは安全の分野についてです。

地球温暖化対策においては、クリーンディーゼルエンジンのような燃焼効率の良い内燃機関を活用することが重要です。EURUは日本へのクリーンディーゼル車の導入に際して多大な貢献をしてきました。

安全分野においては、EURUとドイツ大使館が一緒になって、日本市場におけるエアバッグシステムの認証を可能にしました。EURUがこのような活動を通じて、継続的に海外メーカーと日本のメーカーが公平に競争できる市場を求めていることはとても重要であり、私たちも高く評価しています。

ドイツブランド輸入車 新規登録台数の推移
1990年台後半から大きな伸び率を示した輸入車の登録台数は、バブル経済の崩壊やリーマンショックの影響をうけていったん落ち込むも、2010年以降、ふたたび大きな伸びをみせている。
ブリュール 日本とEU間の自由貿易協定(FTA)についてお伺いします。この自由貿易協定は輸入自動車業界にどんな影響をもたらすものとお考えでしょうか。

ヴェアテルン大使 日本にとってEUは中国に次ぐ2番目の貿易相手国です。私は、この自由貿易協定が互いの地域の産業を活性化させ、結果として雇用を促進することにもつながると信じています。それと同時に、いわゆる非関税障壁が撤廃されることを強く望んでいます。将来的にはEUで認証された車両を日本において新たな認証や行政上の手続きを介さずに輸入できるようになることを期待しています。これは、輸入にかかる経費を抑えることができ、結果として日本のお客様にも利益をもたらすことになります。

ブリュール それは明らかに価値のある目標ですね。

新規登録輸入車におけるドイツブランドのシェア
日本市場での新規登録輸入車におけるドイツブランドのシェアは、2014年の統計では約73%を占めている。VW、メルセデス・ベンツ、BMWをはじめ、近年はアウディも登録台数を伸ばしている 。

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