インタビュートップ > Vol.20 ベントレーモーターズリミテッド ジャパン&コリア代表 ティム・マッキンレイ

ベントレーモーターズリミテッド ジャパン&コリア代表 ティム・マッキンレイ

日本におけるベントレーの歴史は古く、1964年、今から約50年前コーンズによって輸入販売が開始される。1998年にフォルクスワーゲングループ傘下となり、2002年にベントレーモーターカーズジャパン(現ベントレーモーターズジャパン)を設立。2003年、2ドアクーペ、コンチネンタルGTの登場によってベントレーの新時代が幕開けする。日本法人設立当時から代表を務めるティム・マッキンレイ氏に今後の展望について話を伺う。

来年はベントレー初のSUVも日本へ導入します。

加藤 ティムさんは長年、日本市場を見てこられたわけですが、あらためてどのような市場だと分析されていますか?

マッキンレイ ラグジュアリーカー市場は、東京、大阪、名古屋がメインで約85%を占めています。そういう意味では他の国と比べてもとても密度が濃い。そして国民性としてブランドのことを良く知っているし、カスタマイズすることをとても好まれます。ベントレーの本社にはパーソナライゼーションのためにマリナーという部門がありますが、現在はそこに投資をしてさらに拡充しようとしています。

加藤 まだ日本は伸びる可能性のある市場だと思われますか?

マッキンレイ 昨年の1〜7月のラグジュアリー車の登録台数が約1,500台だったのに対し、今年は1,800〜1,900台くらいにまでなっています。まだまだ成長の余地があるということです。ベントレージャパンとしても前年比で+16%となっており、好調を持続しております。

加藤 今年はついにベントレー初のSUVであるベンテイガも正式発表されますが、それについての市場の反応はどのように見られていますか?

マッキンレイ もちろん市場調査を開始していますし、すでに約100名のお客様からはご購入の意思をいただいています。まだ価格も発表していないにも関わらずです。

加藤 それはすごい。やはり既存のベントレーオーナーの方が多いのでしょうか?

マッキンレイ 既存オーナーも、新しいオーナーもいらっしゃいます。そして約25%はすでにSUVをもっていらっしゃる方です。

加藤 そんなにたくさん売れてディーラーの体制は大丈夫でしょうか?

マッキンレイ リーマンショック以前はいまよりも売れていましたから、もちろん大丈夫です。また現在は東名阪をはじめ、札幌、広島、そして福岡が11月から正式にはじまります。来年には新しいCIを導入しますし、既存ディーラーのセールスやサービス体制をより充実、拡充していきます。

加藤 コンチネンタルGT以来、ベンテイガの登場は、ティムさんにとっても大きな変革期になりそうですが、不安はありませんか?

マッキンレイ ベントレーにとって、冒険的な挑戦ですが、しかし自信はあります。生産もコンチネンタルシリーズなどと同様にイギリスのクルー工場で行います。実はすでに世界的にも生産キャパシティが追いつかないくらいのオーダーを頂いています。

加藤 SUV であってもベントレーであることは変わらないと。最後にあらためてベントレーらしさとはどういったものなのでしょうか?

マッキンレイ 1つの言葉でいい表わせるような個性ではありません。ラクジュアリーブランドであることはもちろんですが、究極的にハイパフォーマンスなドライバーズカーであり、グランドツアラーであり、そして時にはショーファーカーでもある。その各方面のさまざまな性能を融合して手にしているのがベントレーなのです。そしてアンダーステートメントでありながら圧倒的な存在感があるのも特徴です。また、オーナーしか知りえない独特の世界観や満足感を味わえるブランドだと思います。われわれは“ベントレーワールド”という言葉を使っていますが、ぜひ多くの皆様にベントレーの世界を味わっていただきたいと思います。

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インタビュアー:カーグラフィック代表取締役社長 加藤 哲也
1959年生まれ。東京都出身。大学卒業後はテレビ番組制作会社に勤務。1985年、出版社である二玄社へ転職。自動車専門誌『カーグラフィック』に配属される。2000年に編集長に就任。2007年には姉妹誌であった『NAVI』の編集長も歴任した。2010年に二玄社からカーグラフィックの発行を引き継ぎ同社を設立、代表取締役社長を務める。

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