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浅間ヒルクライム2016

2016年7月5日


~地域との連携を密に自動車文化発展を目指す… 浅間ヒルクライム2016開催~

5回目を迎える浅間ヒルクライム2016が今年も2016年5月28日から29日にかけて、高峰高原(長野県小諸市)の浅間パーク2000と、そこへ至る高峰チェリーパークラインを封鎖して開催されました。

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自動車文化の発展とともに地域振興を目指す

浅間ヒルクライムは日本で本格的なヒルクライムの開催と、自動車文化の発展を目指し、それによって地域振興を図る目的で開催されています。大会ディレクターの星野雅弘さんも「エントラント、スタッフ、スポンサー皆でこのイベントを作って行くことで、自動車の魅力を観客に伝え、感じてもらう。そうすることで開催地への経済効果が現れ、そして喜ばれるイベントにしたいのです」とコメントしています。特に地域振興に関しては、近年、開催期間中に、小諸市内の商店街にポスターが貼られたり、近隣ホテルの予約が取りにくくなったりと、着実に効果が表れているようです。更に、開催初日には小諸駅までのパレードも行われ、多くの観客が見学に訪れ、手を振って参加者を応援していました。

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多くのインポーターが協賛

メイン会場となる浅間パーク2000では、協賛する多くの二輪、四輪のインポーターや、自動車関連のショップがテントを構えるとともに、地元をはじめ多数の屋台が出店しているので、家族連れでも十分に楽しめるイベントになっています。その結果、来場者数も年々増加し、今年は2万人に迫る勢いでした。
そのメイン会場で一番目についたのは、ポルシェジャパンのブースでしょう。メインストリートに展示された最新ラインナップの中に、ドイツ本国から来日中だったポルシェ917Kが展示されていたのです。ときにエンジンフードを開けるサービスなどもあり、常に多くの観客に注目を浴びていました。ヒルクライムでも、Porsche GT3 RSなどをエントリー。
そのほか、Aston Martin JapanからはAston Martin Vantage GT12 、ルノー・ジャポンからはルノー ルーテシアRSトロフィーなどのRSシリーズ、テスラモーターズジャパンからはTesla Model Sがそれぞれエントリーしました。そして、ゼネラルモーターズは、シボレーブランドのコルベットZ06・キャプティバ キャンパー、キャデラックブランドからエスカレード プラチナム・CTS プレミアムがそれぞれ展示されていました。
また会場には、元国家公安委員長で自民党モータースポーツ推進議員連盟会長、自民党自動車文化を考える議員連盟会長の古屋圭司衆議院議員や元文部科学大臣で自民党モータースポーツ推進議員連盟幹事長、自民党オートバイ振興議員連盟顧問の小坂憲次参議院議員も応援に駆けつけていました。

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安全面を強化して開催

さて、ヒルクライムは前述のとおり高峰チェリーパークラインを封鎖し、約8kmの区間でタイムを計測します。しかし、単に速さではなく、平均速度59km/hにいかに近いかを競うものです。もちろん公道を封鎖していますので、ナンバーのないレーシングマシンなども走行可能で、今年は全部で約120台がエントリー。1960年代のヒストリックカーから最新のマクラーレン『570S』、二輪ではHRCより『CRF450RALLY(2016年モデル)』などが出走しました。優勝は平均速度59.055km/hを記録したアルピーヌA110でした。

この公道を封鎖して開催されるのは今回で3回目。実は昨年、アクシデントが発生し初日の午後は中止となってしまいましたが、地元自治体や警察等との協議など、主催者の開催に向けての懸命な努力や、そして何よりもその状況と今後に向けた対応を包み隠さず公開したことが高評価となり、翌日は実施。そして今年の開催につながりました。
更に、昨年のアクシデントを受け、今年は安全面でも充実が図られました。具体的には、スーパーGTのオフィシャルドクターでファーストレスキューオペレーションの日本導入に貢献した高橋規一ドクターがスタート地点で、また、別のドクターがゴール地点で待機することで万全の態勢を整えたのです。

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人とクルマに注目。小諸市の“宝”といわれるイベントに

今後について星野氏は、「海外のイベントではおじいちゃんが孫を連れて有名ドライバーの話をしたりする姿を多く見られますが、日本ではそういう姿が見られないのがとても残念。そういった“人の文化”も育てていかなければならないと思っています」との考えから、「“Gold Star Drivers Club of JAPAN”という日本のレーシングドライバーレジェンドたちのクラブが出来たので、そこと連携していきます」とコメントしました。

また、小諸市とも更に密な関係が築かれます。「小諸駅から会場までのシャトルバスを小諸市が運行します。また、市職員全体がイベントをサポートする体制が作られることになりました。市長から、このイベントは小諸市にとって宝物だ。この宝物をちゃんと小諸市として磨いていくといってもらえています」と述べ、次回は一段と地域に密着したイベントになることが予想されます。

2017年も5月27日から28日にかけて開催される予定です。

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