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GMAPJ、「テクノロジーセッション」を開催

2008年12月9日


~燃料電池車とハイブリッド車を日本初公開~

燃料電池自動車は、空気中の酸素と燃料の水素から発電を行い、その電力でモーターを駆動させ走行します。燃料電池自動車が排出するのは水だけ。有害な排気ガスや地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)を全く排出しない究極の環境対応自動車です。

ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン株式会社(GMAPJ)は2008年11月10日(月)、東京都江東区の日本科学未来館で、報道関係 者を対象とした「テクノロジーセッション」を開催し、燃料電池自動車「シボレー・エクイノックス」とハイブリッド車「シボレー・タホ・ハイブリッド」を日 本で初公開しました。

シボレー・エクイノックスは、GMの第4世代燃料電池推進システムを搭載した本格的なフルファンクション・クロスオーバーSUVで、燃料電池自動車としては初めて、米国・連邦自動車安全基準に対応しています。

セッションでは、GMAPJのリック・ブラウン社長からGMが取り組むGMの先進技術のビジョンについてスピーチがあり、その後、技術担当者による燃料電池およびハイブリッド技術に関するプレゼンテーションが行われました。

また、スズキ株式会社による燃料電池車「SX4-FCV」や「サターン・オーラ・ハイブリッド」が試乗車両として用意され、会場周辺における公道試乗も実施されました。

GMは2010年までに、現在の内燃機関に匹敵する燃料電池を確立し、将来、燃料電池自動車の販売台数100万台を最初に達成することを目標にしているようです。

プレゼンテーションの概要

「GMの先端推進技術戦略」
GMAPJ代表取締役社長 リック・ブラウン氏

・世界のエネルギー需要が供給の伸びを上回って増大する中、GMは、自動車のエネルギー源として、液体燃料、電気、水素を併用する戦略を取っている。

・ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの継続的改良を行うと同時に、E85エタノールやバイオディーゼルなどのバイオ燃料の活用も推進し、プラグイン式を含めたハイブリッド車の導入を拡大する。

・最終的には、水素燃料電池へ。

「GMのハイブリッド技術」
GMAPJアジアパシフィック ハイブリッド・アプリケーション・エンジニアリングマネージャー
マーティン・マレー氏

・GMは、世界中で1600名を超える従業員がハイブリッドの開発に携わっている。

・GMは、ユーザーに選択肢を提供するため、GMハイブリッドシステム(マイルドハイブリッド)、2モードハイブリッド(フルハイブリッド)、2モードPHEV(プラグインハイブリッド)、E-REV(航続距離の長い電気自動車)を開発している。

・GMハイブリッドシステムは、通常走行で一般のドライバーが低燃費を実現できる設計で、10~25%の燃費を改善する。現在のハイブリッド車の中で、手頃な価格帯のハイブリッド車に搭載している。

・2モードハイブリッドは、GMハイブリッドシステムをベースとし、日立製の300ボルトリチウムイオンバッテリーを搭載。電圧と出力の向上により、燃費 効率を向上。2011年から発売予定。あらゆる範囲の走行条件で燃費を低減するため、モード1(市街地での低速、軽負荷走行)とモード2(高速時や牽引 時)を切り替える。

・2モードPHEVは、ハイブリッドを100Vの家庭用電源から充電できるように改良し、ガソリンの使用を削減する。

・E-REVは、完全に電気のみで走行する新しい駆動システムで、大型バッテリーの搭載を可能にするため、車体構造が見直されている。

「GMの燃料電池自動車開発」
GMAPJ燃料電池事業本部アジア太平洋地域担当ディレクター
ジョージ・ハンセン氏

・GMは、持続可能な自動車輸送システムの達成のため、石油からの脱出とCO2排出量の低減を目指している。

・GMは、以下の理由で、水素燃料電池自動車を開発している。
水素は、あらゆる物質から精製可能で、石油使用ゼロが可能になる。
排出物は水のみであり、排出ガスや温室効果ガスの排出は全く無い。
燃料電池の効率は一般的なガソリンエンジンの2倍。
充填時間が短く、航続距離が長い魅力的な自動車が可能。

・GMは、世界規模で実施している市場化テスト「プロジェクト・ドライブウェイ」を実施しており、既に米国、韓国、中国、とドイツで100台以上を走行させている。今後、日本での公道における実証試験も視野に入れている。

・燃料電池車の商用化を成功させるためには、政府の水素に対する積極的な取り組みと、燃料電池自動車に対する法規制や基準のグローバルでの共通化が必要。

燃料電池車「シボレー・エクイノックス」

燃料電池スタックには440のシングルセルが使用され、水素と大気中の酸素を化合して電気が作られます。このとき排出されるのは水蒸気だけです。燃料電池 スタックは、電気エネルギーを73kWの出力を発揮する電気モーターへと伝達。0~100km/h加速は約12秒、最高速度は160km/hに達します。

電気モーターは、瞬時にトルクが立ち上がる特性があるため、低回転からでも鋭い加速を得ることが可能です。また、「シボレー・エクイノックス」には回生ブ レーキシステムからのエネルギーを蓄積し、負荷ピーク時の電気を補うように専用のバッテリーも装備するほか、炭素繊維の複合材で作られた燃料タンク内には 700バールもの圧力がかかり、トータルで4.2kgの水素を保持することが可能です。その結果、320kmというこれまでにない長い航続距離を実現して います。このほか、氷点下での始動および運転が可能であり、日常での使いやすさにおいても大きなメリットを生み出しています。

寸法・重量
ホイールベース 2,858mm
全長 4,796mm
全幅 1,814mm
全高 1,760mm
車両総重量 2,010kg
水素貯蔵タンク
タイプ カーボンファイバー製の3つのタンクに圧縮水素を貯蔵
貯蔵圧力 700気圧
貯蔵容量 4.2kg
燃料電池システム
最高出力 93kW
バッテリーシステム
タイプ ニッケル水素電池 回生制御
最高出力 35kW

「シボレー・タホ・ハイブリッド」

シボレー・タホ・ハイブリッドは、2モードハイブリッドシステム(フルハイブリッド)を搭載しており、アイドリング時のエンジンオフ、電気のみでも走行可 能、急加速時・急坂路走行時・牽引時の電気によるアシスト、減速時のエンジンへの燃料カット、回生ブレーキなどの機構により、市街地燃費を50%、総合燃 費を30%改善することに成功しました。
また、車両重量の低減にも取り組んでおり、エンジンフード、フロントバンパービーム、プロペラシャフトなどがアルミ製となっています。

エンジン
種類/気筒配列 6.0L V-8 ガソリン4サイクル V8縦
排気量 5,967cc
内径×行程 101.6mm×92mm
エンジンブロック材料 鋳造アルミニウム
シリンダーヘッド材料 鋳造アルミニウム
バルブトレイン OHV、2バルブ/気筒、VVT可変バルブタイミング
点火装置 気筒別コイル、イリジウムプラグ、低抵抗プラグワーヤー
燃料供給装置 アクティブフューエルマネジメント、シーケンシャル燃料噴射
圧縮比 10.8:1
最高出力 332hp/[email protected]
最大トルク 367lb-ft/[email protected]
燃料 無鉛レギュラー
エンジン最大回転数 6,000rpm
寸法・重量
ホイールベース 2,946m
全長 5,130mm
全幅 2,007mm
全高 2WD: 1,954mm 4WD: 1,955mm
トレッド 前: 1,732mm 後: 1,702mm
最低地上高 229mm
車両重量 2WD: 2,548kg 4WD: 2,647kg

「サターン・オーラ・ハイブリッド」

サターン・オーラ・ハイブリッドは、GMハイブリッドシステム(マイルドハイブリッド)を搭載しており、停車時にはエンジンを停止し、アイドリングをス トップします。また、減速時には早期に燃料をシャットオフするとともに、回生ブレーキにより運動エネルギーを電力に変換し、ニッケル水素電池に充電しま す。これにより燃費を低減しています。

ハイブリッドシステム
名称 オーラ・ハイブリッド用GMハイブリッドシステム
システム種別 モーター/ジェネレーター
モータートルク 60Nm~
モーター出力 4kW~(メカニカル)
発電出力 5kW~(エレクトリカル)
電池パック ニッケル水素
電池パック最大電力(kW) 1kW~(入出力)
寸法・重量
ホイールベース 2,852mm
全長 4,851mm
全幅 1,786mm
全高 1,464mm
トレッド 前: 1,523mm 後: 1,533mm
車両総重量 1,601kg

本記事の取材は、2008年11月に行いました。


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